【グランドマスター】の感想


【グランドマスター】を観ました。

ウォン・カーウァイが初めてカンフー映画を撮ったと話題になった作品。

そして、出てくる中国武術がちょっとマニアック。

主人公はブルース・リーの師匠であるイップ・マンなので、詠春拳。

さらに八卦掌や八極拳、形意拳、洪家拳も出てきます。

マンガ「拳児」を読んでいた方々は、必ず興味が出る武術ばかり。
さらに実在の武術家をモデルにしています。

イップ・マンはそのままですが、八卦掌の宮宝田や劉雲樵を多分モデルにしているんだろうな?と思わせる登場人物がいます。

なので、期待をして観に行ったんですが、裏切られましたね。

①カンフーアクション映画ではない。

所々、アクションシーンはありますが、それがメインではないのと、そのアクションシーンが、「マトリックス」のパクリとしか思えない演出。

雨の中の戦いは、まさに「マトリックス・レボリューション」のネオとエージェント・スミス戦みたいに見えます。

多分アクション映画ではないので、、最後に対決シーンがあるわけでもなく、ガッカリ。

②八極拳を出す意味が分からない

基本、イップ・マン、ゴン・ルオメイ(八卦掌)、マー・サン(形意拳)とのやりとりを軸に進んでいきますが、なぜかそこに殆ど絡みがないカミソリ(八極拳)を挿入する意図が分からない。

なくても、全く物語には支障がないように思えます。

無理やり八極拳を絡ませたかったのだろうか?

③中途半端

アクション映画でもないし、ラブストーリーでもないような、人間ドラマでもないような…とどっちつかず。

さらに終わり方も、中途半端。

ウォン・カーウァイらしいと言えば、そうなのかもしれないけど、やっぱり中途半端だ。

以上。

ウォン・カーウァイ作品好きな人には、オススメかも。

もし観るのであれば、予習としてマンガ「拳児」は必読。