今回のDRT上達への道は、低いベッドでの揺動アジャストのコツをメインに。
最近のDRTの主流(一部だけか?)は、座位での揺動アジャストですが、中には立位でDRTをされている方も多くいると思います。
座位も立位も、それぞれメリット/デメリットがありますので、一概にどっちが正しいとは言えません。
パッと読むための見出し
揺動アジャストには昇降ベッドはマスト!
ただし、座位も立位も共通するのは、
昇降ベッドはマストアイテムである!
ということ。
その前に、自分自身のコントロールが必須である。
まぁ、これはDRTに限りませんが、道具に自分を合わせるのはアウト!
自分に道具を合わせることで、より自分にストレスない施術が可能。
な・の・で、結果受け手側には、よりリラックスして施術を受けてもらえる。
という流れになる。
だから、一流は自分が使う道具にこだわるのです。
プロ野球選手は、バット・グローブ・スパイクなど
プロサッカー選手は、スパイクなど(サッカーは以外にコスト低いな・・・)
プロテニスプレーヤーも(なぜかテニスはプレーヤーと呼ぶね?どうでも良いけど 笑)、シューズ、ラケットなど
毎年モデルチェンジしている。
より選手に合うようにメーカーが改良を重ね、アップデートしているのだ。
ちなみに合気道は、木刀や杖・・・体術だけだと、特に道着以外には道具使わないね。。。合気道はコストかからずに始められますよ!\(^o^)/わーい
浦安道場はいつでも入門歓迎!ムリやり宣伝m(_ _)m
話を戻して(^_^;)
では、カイロプラクターや徒手療法家は、何にこだわるべきか?
ベッドでしょ!?
古っ!しかも人違うし!(笑)
ベッド使わない人は、スルーしてくださいね。
ちなみに、床で揺動アジャストする場合は、ボディクッションを使うことをオススメします。
ベッドといえば、
くるくると回る回転ベッドをイメージしちゃうけど(私だけ? 笑)、そんな代物は必要ない!
すげーホテルだな、ここ(笑)
ただ上下するだけで良いんだから、昇降ベッドはお得です。
だから、DRTをメインにしている人は、昇降ベッドは買いましょうね。
とはいうものの、私も12年以上前は、昇降ベッドは持っていなかった(T_T)
導入は、2006年10月辺りからだったかな?
それまでは、低い(高さ55cm)スリムカイロベッドを使っていましたよ(;´д`)トホホ…
低いベッドでの立位DRTのデメリット
足が疲れる
PtoAが強くなる
etc.
こんな感じですかね。
やる度に、自分のカラダを酷使していたら、意味がない!
でも昇降ベッドは持っていない(:_;)
買え!(笑)
持っていない時には、カラダの使い方を工夫しましょう。
腹圧を使う
腹圧とは、
腹横筋
横隔膜
骨盤底筋群
でお腹の空間をコントロールすること。
腹圧を上手にコントロールすることで、腰痛にもなりづらくなります。
そして、体幹主体の使い方になるので、上肢/下肢を体幹主体でコントロールできます。
腹圧の使い方
腹横筋
お腹を凹ませて、お腹に力を入れる
これだけ。
横隔膜
呼吸を使う
呼気で横隔膜は上がり、吸気で横隔膜は下がる。
骨盤底筋群(深会陰横筋、尿道括約筋、肛門挙筋、尾骨筋)
会陰部を締める感じ(肛門ではないのでないよ)
分からなければ、
おしっこを出すようにして(実際に出さないでね 笑)からの~
そこから~
止める!
それが、骨盤底筋群を入れている状態。
これらを全部やると、腹圧が入る。
お腹を凹ませた状態で、吸気で横隔膜を下げて、骨盤底筋群を入れる
だけ。
・・・
・・・
大変だよね?(笑)
分かってます。
これは、あくまでもマッスルコントロールを養うための練習。
まずはマッスルコントロールできないとダメだから、練習しましょう。
腹圧の入れるコツ
散々書いたけど、結局今回言いたいことはこれです。
コツは、
左右の腸骨の上前腸骨棘(ASIS)を、左右それぞれ近づけて寄せるようにする
と勝手に入ります。
脚も安定感でるの分かりますか?
わからない人は、私が今年開催する(予定)セミナーで教えますから、その時まで待っていてください。
これを意識したまま、揺動アジャストを行うと、体幹が安定してより自分への負荷が少なく施術が可能です。
なぜ負荷がかかるのか?
低いベッドで揺動アジャストをすると、カラダに負荷がよりかかる理由は、
不安定になりやすく、
そしてテンションが一点にかかりやすいため。
なので、体幹の安定感を出すようにすると、もっと楽に揺動アジャストができるようになります。
体幹の安定感を出すコツは、他にもあるので、また機会があればシェアしたいと思います。
まずは、左右のASISを近づけよう!