DRT上達への道(アジャスト編)皮膚の遊びは少ないほうが良い


DRTの揺動リコイルで滑ってしまっている方をお見かけします。

今回は、揺動リコイルで滑らないコツのご紹介。

DRTで施術する際には、皮膚の遊びを取ります。
これを「ティシュプル」といいます。

さて、初心者はこの皮膚の遊びをしっかりと取ることが大切。
なぜなら、皮膚の遊びをしっかりと取らないと、皮膚が滑ってしまって揺動リコイルの効果が出づらくなります。

ティシュプルをする理由

なぜティシュプルをするのだと思いますか?

答えは、脊柱(背骨)にしっかりと刺激を入れるため

皮膚が滑ってしまっては、脊柱にしっかりと刺激を入りません。
そのため、ティシュプルをするのです。

では、皮膚の遊びはできる限りしっかりと取った方が良いのか?

NO!

皮膚の遊びは取らない方がいい!?

初心者は皮膚の遊びはしっかりと取った方が良いのは正解です。

で・す・が!

上達していくためには、皮膚の遊びを徐々に取らない方へ行かなくてはなりません

正確には、皮膚の遊びをどれだけゼロに近づけるかが重要。

しかし、ゼロではダメです。

仮に皮膚の遊びが0~10あったとします。

初心者は、10取った方が良いでしょう。

しかし、それを徐々に9、8、7、6、5、4、3、2、1と少なくしていく。

そして、0.9、0.8・・・・0.1・・・0.000000000…

とできる限りゼロに近づけるのです。

皮膚の遊びを少なくする理由とは?

人は刺激に対して必ず大小あれど反応します。

しかし、その人の心地いいと思う以上の刺激に対しては、その反応は反発になります。
要するに、心地いいと思えないということです。

人それぞれ、その受け入れられる刺激量があり、敏感な人ほど繊細な刺激量のコントロールが必要です。

効果が出る人と出ない人がいるというのは、そもそも刺激量が合っていないということがあります。

DRTは基本600回という揺動リコイル数がありますが、刺激量は「心地よい」と言う表現で教えられます。

この「心地よい」刺激量は人それぞれ違いますから、必ずコントロールしなくてはなりません。

そして、皮膚の遊びの際にも、多少なりとも刺激が入ります。

強い皮膚の遊びでは、敏感な人ほど、そのティシュプルに対して反発し、力が入ってしまいリラックスをしてもらうことができません。

だからこそ、上達してきたら、徐々にティシュプル圧を小さくしていくことを練習することが必要になります。

ティシュプル圧が小さくなると何が起こる?


ティシュプル圧が小さければ、受け手はその刺激に気づきません。

気づかないということは、反発は起こらないということ。

ただし、ティシュプル圧を小さくしたからと言って、滑るようになってしまっては意味がありません。
たとえ小さなティシュプル圧でも、滑らずに背骨を把握し、必要な刺激を背骨に伝えなくてはなりません。

そのためには、触れている手掌で操作しようとしないこと。

これは以前のブログで書いてあるので、下記を参照してください。

久しぶりにDRT上達の道シリーズです。 以前のブログでアジャストのコツとして「力を抜く」(第3回目)という解説をしました。 ...

手掌操作ではなくなってくると、揺動リコイル時に感覚的には手と背骨がくっついて、途切れずに揺動し続けることができます

確認方法

手押しになっているかを確認する方法は、上原先生が以前紹介していた、サテン生地やユニクロのエアリズムのようなサラサラしている生地を重ねて、揺動リコイルを行うのがベスト。

これで滑ってしまう人は、手掌で押している証拠。

どんな小さな圧でも背骨を感じられるようになると、滑らない揺動アジャストができますよ。

では、次回につづく。