坐骨神経痛の症例です。
先日ゴルフをやっている時から、右太もも裏に痛みが出始めたそうです。
実はこの方は、昨年12月にも同じ症状で当院に通われていました。
3年前からずっと坐骨神経痛で悩んでいたのですが、なかなかどこに行っても改善はせずに当院に来られました。
通院すること1ヶ月で坐骨神経痛は消失しました。
ゴルフも再開することができたと、ご本人も大変喜ばれていました。
ただし、「ここからがスタートで、再発しないように今後も続けて調整していかないとダメですよ」とは伝えていたのですが、メインの坐骨神経痛が消失してからの通院は、まばらになりました。
そうこうしている内に、再び坐骨神経痛が出てしまったと悩まれていました。
坐骨神経痛が出るまでに、負担を蓄積しているので、真の原因部分が変わらなければ、また再発してしまいます。
電気ブレーカーで例えてみましょう。
坐骨神経痛(自覚症状)は電気のブレーカーが落ちた状態だと、思ってください。
日常の電気使用量が契約アンペア数をオーバーすると、ブレーカーは落ちます。
再びブレーカーを上げるために、不必要な電気のスイッチを切ります。
そうすれば、またブレーカーを上げられ、電気はつきます。
背骨調整によって、まず坐骨神経痛が消失するのは、不必要な電気のスイッチを切った状態です。
でもまた同じように、電気使用量を超すような使い方をすれば、ブレーカーは落ちますよね?
そもそも日常生活に合っていない契約アンペア数なのかもしれません。
なので、坐骨神経痛が消失しても続けて背骨を調整する意味は、より効率的な電気の使用方法を学んだり、契約アンペア数を増やしていくことなのです。
そうすることで、日常生活を過ごす中で、坐骨神経痛に不安がらなくても良いし、もっとのびのびと生活を楽しむことができるようになります。
【好きなゴルフをやった→坐骨神経痛になった→不安がりながらゴルフをやる→楽しくないゴルフ→成績ダウン→ストレスが溜まる】
ではなく、
【好きなゴルフをやった→坐骨神経痛になった→原因を究明し、解決する→ゴルフをまた楽しむ→成績アップ→幸せ】
人生一度きりなのですから、こちらの方が良くありませんか?