今回は、一(いち)カイロプラクターとしてのつぶやきです。
この一年間改めてDRTというカイロプラクティックのテクニックをメインに勉強しています。
以前から、今まで学んできたことを今度は掘り下げていく時期ではないかなと思っていた時に、DRTを改めて学び直す機会に恵まれました。
DRTはカイロプラクティック。
ただカイロプラクティックを学んでいなくても、ある程度効果は出ます。
ただし「ある程度」止まり。
やはりカイロプラクティックをより理解することで、効果もアップすると思います。
では、カイロプラクティックを理解する上で重要なこととは何か?
それは「カイロプラクティック哲学」だと思います。
そして「カイロプラクティック理論」がより活きてくる。
ここ最近、思っていることは【サブラクセーション】の概念の重要性。
サブラクセーションとフィクセーションは全くの別物。
サブラクセーションは、ただの背骨のゆがみではありません。
サブラクセーションが人に起こすdis-ease(不調)の影響力をまずは知ること。
そして、そのサブラクセーションを除去することで起こる人の叡智(イネイト・インテリジェンス)の凄さを認め、信じること。
カイロプラクターの仕事は、メジャー(プライマリー?)サブラクセーションを見つけて消すこと。
これ以上でも以下でもない。
これがとても重要で、実に難しい。
単純に上部頚椎だけがメジャーだと思っているのもどうかと思う。
上部頚椎理論を提唱した天才(秀才?)B.J.パーマーが、もし仮にもっと長生きしていたら、そのままの理論だったのだろうか?
しかし、上部頚椎が非常に重要だということは事実。
話が脱線しましたが、サブラクセーションをクリアにした後、イネイト・インテリジェンスの力で後は勝手に変わっていきます。
それは、元々人には変わる力があるから。
食べ物を飲み込めば、後は勝手に消化・吸収・排出されるのと同じ。
ただその力を邪魔するものがあります。
それが「サブラクセーション」
だからこそサブラクセーションをより深く理解する必要があります。
最近、このサブラクセーションを理解するのに、医学的知識が逆に邪魔しているのではと思ったりもしています。
下手な医学的知識が、常識という先入観を作り出し、結局はイネイト・インテリジェンスを信じ切れない状況へ導いているようにも思ったりもします。
レジー・ゴールドD.C.が言われていたことを、少しは分かり始めているのかな?
ただ触診など、治療家としては医学的知識はやはり必要だとも思う。
難しい所です。
D.D.パーマーという大天才が残したカイロプラクティックは非常に奥が深い。