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DRTは揺らすことが目的か!?
DRTは背骨をユラユラと揺らしながら調整を行います。
ただし、揺らすことが目的ではありません。
DRT独自のアジャストメントで背骨を調整することにより、結果的に体が揺れるだけ。
なので、揺らすことを目的にしている方はご注意を。
さらに、どこにアジャストメントをしようとしているのかも大事!
体が揺れるためにアジャストメントの箇所が他のテクニックよりは不明確になりがちですが、きっちりと意識して行うことで、より調整力が増します。
※動きの中での矯正なので、一般的な矯正よりも簡単にアジャストメントできる利点もありますが。
どこを調整しているのか?
それは椎骨全部。
椎間関節だけではありません。
椎骨全部です。
深さが足りずに浅い所で終わってしまっている方が多いと思います。
実際、先日のセミナー中のアドバイスでもこの部分を多くの方に指摘させてもらいました。
解剖図で確認してみましょう。 L2レベルの横断面です。
椎体はこんなに深い所にあります。
椎骨の側方変位を矯正するのだから、椎体までも刺激が入らないといけません。
しかし、これが表面だけの刺激になっていることが多々あります。
なので、椎骨の位置などのイメージをしっかり持ち、そこに対して意識してアジャストメントを行うことが大切です。
ここまで深く刺激を入れるからこそ、結果的に体が揺れるという理由もわかると思います。
つづく