今回は、DRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)のテーマはアジャストメントです。
検査が非常に重要だと以前のブログに書きましたが、いくら検査が上達してもそれをクリアにできなければ意味がなーい!
やっぱりみなさんが一番知りたいのもこのアジャストメントのコツではないのでは?
DRTは脊柱に存在するサブラクセーションを除去します。
サブラクセーションには、フィクセーションが存在します。
このフィクセーションが強いとなかなか調整ができない。
その固さに対して、より強い力でやろうとしていませんか?
固い脊柱部位に対して、腕力は不要です。
逆にその力に反発されてしまい、ますます固くなります。
DRTアジャストメントのコツ1
柔らかいタッチを心がけよ!
固さがある部位を調整していると、知らず知らずのうちに力が入ってしまっていることがあります。
だからこそ、あえて力を抜き、手の柔軟性を増すこと。
そうすることで、より脊柱を感じやすくなる。また患者さんはその方が断然気持がイイので、素直に刺激を受け入れてくれるようになります。
開発者の上原先生はよく言われている言葉
「患者さんの気持ちよさを優先する」
この言葉には、柔らかいタッチを心がける意味も入っています。
私のDRTを受けられた方の多くは、「思った以上にソフトなんですね!?でもしっかりと変化しますね!?」と言われます。
でもね、本来DRTはソフトが通常ですよ。
自分勝手なアジャストメントには、患者さんは体も心も開いてはくれません。
赤ちゃんに触れるような気持ちでアジャストメントをしてみましょう。
つづく