DRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)は背骨を調整することにより、指標である圧痛をクリアにします。
この圧痛クリアが、なかなか難しくないですか?
なぜ圧痛がクリアにならないのか?
圧痛がクリアにならない理由
1)リスティングの間違え
これは当たり前ですが、間違った方向からの矯正では、完全クリアはムリです。
きっちりと検査を見直しましょう。
こちらを参考に【c2をイメージする】
2)矯正時に力が入りすぎ
これは力が入りすぎていることで、受け手側がそれに対して反発をすることで、しっかりとアジャストできていないから。【力を抜け!】
3)矯正が浅い
脊柱をアジャストしようとしても、それがしっかりと椎骨まで刺激が入っていないと意味がない。
椎骨全体をイメージしましょう。【深さを知ろう】
4)サブラクセーションを見落としている
(1)~(3)も含まれますが。
サブラクセーションについてはこちら【気分が落ち込む理由は、背骨のゆがみにあった!】
5)脊柱生理的彎曲のバランスがくずれている
矯正は骨盤から始まって、最後は上部胸椎で終わります。上部胸椎まで終わったあとに、再度脊柱全体をチェックしていますか?
実は上部胸椎が終わった際に、腰椎部などにサブラクセーション(またはフィクセーション)が起こっている場合がある!気付いてました?
これは脊柱の生理的彎曲を矯正している間に崩してしまっていることから起こると思われます。
なので、その場合は少しフィクセーションがある箇所を矯正すると圧痛がクリアになります。
脊柱を部分部分で観るのではなく、一つのユニットとして全体的に観ましょう。