木場カイロプラクティックでは、毎回カラダの状態を術前術後にチェックします。
どのような状態でも、必ず行うチェックが【首・肩・ふくらはぎ】の3つは行います。
これをDRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)三大指標といいます。
もくじ
DRT三大指標は生命力のバロメーター
「首・肩・ふくらはぎ」の3箇所はそれぞれ生きていく上でとても重要度が高い場所であり、ストレス(負担)が蓄積すると最初にこの部分に影響します。
ストレス過多になると、私がチェックする場所に痛みがあります。
これを圧痛(あっつう)といいます。
私がわざと痛くしているのではないですよ(笑)
その痛みは、あなたのカラダからの「助けて」や「危ないよ」という声(サイン)です。
この圧痛が痛ければ痛いほど、ゆがみが大きく、またゆがみの期間が長いことになります。
毎回この3箇所をチェックすることにより、カラダのゆがみ改善の進捗状況が私だけで判断するのではなく、ご自身でも判断し納得してもらえるシステムとなっています。
なので、痛みが強かったら、「今回はゆがみが大きいんだな」とか「ストレスが多かった」などと判断でき、次回の来院はいつもより早めにするなどの基準になります。
逆に、痛みが少なかったら、いい状態をキープできて来た証拠でもあるので、来院ペースを広げても大丈夫でしょう。
3つの部位の説明
首(上部頸椎)
首の骨は7つあります。頚椎(けいつい)といいます。
その頚椎の上2つを上部頸椎といい、ここは生命で重要な脳幹の一部である「延髄(えんずい)」がある場所です。
延髄は、「呼吸」と「循環」の中枢の神経。
働きは「酸素や栄養供給」、「老廃物の排出」などですね。
なので、ここがゆがむと呼吸と循環の乱れが起こります。
呼吸と循環は生命に一番必要な機能のため、この上部頸椎をチェックします。
あなたの呼吸と循環ができているかが分かる部分です。
肩(僧帽筋-そうぼうきん-)
首から肩口・背中に付いている筋肉です。
「首こり」「肩こり」が起こる筋肉ですね。
背中のゆがみや精神的ストレスの度合いが分かる部分。
ここは、自律神経と関係が深い筋肉です。
自律神経は生命維持するために、とても重要な神経システムです。
寝ていても勝手に内臓や呼吸をしてくれるのは、この神経のおかげ。
寝ていて内臓や呼吸が止まったら死んじゃいますでしょ?
それって困りますよね?
なので、この自律神経がしっかりと機能できるようにしておくことが大切です。
ちなみに、肩こりの自覚がない人もここに圧痛がある人は、「隠れ肩こり」で自律神経の乱れが起こりやすい状態です。
ふくらはぎ(下腿三頭筋-かたいさんとうきん-)
ヒザ下の筋肉です。
特に腰や骨盤のゆがみ、肉体的ストレス(姿勢の悪さ)の度合いが分かる部位です。
ふくらはぎは、「第二の心臓」といわれるくらいで、下から上に循環(特に血液)を促すのに非常に大切な場所。
また、起きている時に重力に負けないように姿勢を維持するための重要度が高い筋肉です。
ここが使えないと、上手く立てないし歩けないということです。
それは将来の「寝たきり」につながります。
症状がなくても圧痛がある場合は?
上記を読んでもらうと分かる通り、生きていく上で最重要な3つです。
なので、根底であるこの3つの部位がいい状態であれば、それ以上悪くなることはありません。
この3つの部位の圧痛は、自覚症状がなくても調べると痛かったりします。
一般的にカイロプラクティックは症状を緩和する療法だと思われていますが、実際は違います。
あなたの生命力や潜在意識を活性化し、あなたの願望が実現しやすくなり、可能性を広げていくためのツールです。
そのため自覚症状がなくても、生命力や潜在意識が低下している状態にはなったりしています。
その状態を放置すると、カラダからのサインとして自覚症状が出ます。
だから、カイロプラクティック(DRT)を受けるのに自覚症状のある・なしは全く関係がありません。
- 思ったように仕事がはかどらない
- やる気が出ない
- 考えがまとまらない
- 集中力がない
- 絶対叶えたい夢がある
- やりたいことがあるけど、なかなか決心が固まらない・行動ができない
- インスピレーションを多く得たい
- 充実感を得たい
これらのような悩みや願望でもカイロプラクティック(DRT)は受けられます。
そして、これらの願望が実現しやすくするためにDRT三大指標を良い状態にしておくことが大切なんです。
この3つを基準にゆがみ(ストレス)度合いを判断して、次回の来院間隔や対策に活かしてください。
