あなたの慢性疲労は実は自律神経失調が原因かも
- 動悸がよくある
- めまいや耳鳴りがする時がよくある
- 立ちくらみをよく起こす
- 胸が締め付けられる感じがする
- 息苦しくなることがある
- 心臓がいきなり早くなったり、脈拍が飛ぶようなことがある
- 夏でも手足か冷えるときがある
- 胃の調子が悪いときが多い
- 下痢や便秘によくなる
- 慢性肩こりがある
- 手足がダルくなりやすい
- 暑くなくても、顔だけ汗をかきやすい
- 気候や気温、気圧の変化の時に体調を崩しやすい
- やけにまぶしく感じる時がある
- いつも眠たい
- 寝付きが悪い
- 睡眠が浅く、夜中によく目が覚める
5つ以上当てはまるようなら、あなたの自律神経は乱れている可能性があり!
もくじ
自律神経とは
あなたは食べた物を、自分の意志で、消化しないようにしたりすることはできますか?
あなたの心臓は、寝ていても勝手に動いてくれますよね?
この働きが自律神経の働きです。
その名のごとく、自律して働いてくれる神経。
逆に自律していない神経は、体性神経といいます。
手足を動かすのは、あなたの意志で動かしたりできますよね?
あなたの意志でコントロールできる神経の働きが体性神経ですね。
話は戻りますが、自律神経はあなたの体液の循環、呼吸、消化、分泌、排泄、体温調節など、基本的な生命活動の維持をしてくれる神経のことです。
交感神経と副交感神経
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。
交感神経
心拍数増加、血圧上昇など、エネルギーを消費する働き
副交感神経
心拍数減少、血圧低下、消化管運動の亢進など、エネルギーを確保する働き
この交感神経と副交感神経が、一日で交互に優位になります。
自律神経失調症とは、この自律神経のコントロールが乱れる症状をいいます。
自律神経失調症になると起こりやすい症状
慢性疲労
だるさ
めまい
耳鳴り
頭痛
動悸
ほてり(ホットフラッシュ)
不眠
便秘や下痢
頻尿や残尿感
ノドの不快感
イライラする
不安感
やる気がでない
自律神経失調症の原因はナニ?
生活リズムの乱れ
夜勤、夜更かし、夜型の生活に代表される睡眠リズムの乱れによって、自律神経の切り替えができなくなり、自律神経失調症の原因になります。
食事の乱れ
コンビニ弁当やファストフードに代表される添加物まみれの食べ物を常に摂っていると、内臓は機能低下を起こします。
また糖分のとり過ぎも同じく内臓疲労になりやすいです。
このようなバランスの偏った食事の乱れが自律神経失調症の原因にもなります。
過度な精神的ストレスの継続
生活していれば、精神的ストレスは多少なりともあります。
その精神的ストレスが過度にあったり、上手く切り替えができずに引きずっていて、継続し続けると自律神経は乱れやすくなり自律神経失調症になりやすくなります。
自律神経失調症の改善策とは
ズバリ!
規則正しい生活、バランスの取れた食事、仕事だけでなくたまに気分転換になる趣味などを持ち楽しむこと
自律神経失調症のセルフケアとは
自律神経は、自律して働いてくれる神経のため、基本的に意志ではコントロールできません。
しかし、唯一コントロールできる自律神経の機能があります。
それが…
呼吸!
呼吸は、基本的に意識しなくてもしています。
でも、自分の意志で呼吸を止めたり、過剰に呼吸をしたりすることも可能です。
なので、この呼吸のリズムをコントロールするエクササイズをすれば、自ずと他の自律神経の乱れも回復してきます。
呼吸エクササイズのやり方
俗にいう呼吸法です。
と言っても、固く考えずにゆっくりリラックスして行う深呼吸程度だと思ってください。
1)イスや床などリラックスできるところに座ります。
寝てやってもいいですが、多分寝ちゃいます(笑)
なので、最初は座って行いましょう。
2)ゆっくりと鼻から吸って、ゆっくりと口から吐く
吸う時のイメージは、体中に空気を入れるように。
また吐く時は、体中の空気を出し切るように。
3)吐く時を1,5~2倍長くおこなう
慣れてきたら、吸う時の秒数よりも、吐く方を1,5~2倍長くおこなってみましょう。
さらにレベルアップしたい方へ
呼吸だけに集中しましょう。
途中雑念が入りますが、気付いたらまた呼吸だけに集中。
まずは5分間を目標にやってみてください。
いかに呼吸だけに集中できずにいたかが分かるはずです。
生命活動に必須の呼吸を上手にできることが、体質改善の第一歩!
